
学校概要
ヒューストン日本語補習校はNASA(米航空宇宙局)のスペースセンターで知られているヒューストン市の西部メモリアル地区にある校舎を借用して、週1回土曜日に6時間の授業が行っています。
本校は「ヒューストン日本商工会」が設立した非営利法人「JEIH補習校運営委員会」を運営母体とする「私立」の補習授業校で、日本国内の「公立」の小・中学校の様に義務教育を施す学校ではありません。
教育の対象者は「日本語の話せる児童、生徒」で日本国内の小・中学校同様、学習指導要領に準じ、文部省より無償配付された教科書を使って授業を行い、現地校に通学する在留邦人を含めた児童、生徒を対象に日本語による教育の機会を提供し、帰国後の学校教育、生活への適応、国際的感覚や視野の育成を教育の目標としています。
教育目標
日本語のできる子供に国語力、算数・数学の基礎的知識を身につけさせ、より一層国際的感性を高める。
めざす子供像
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ことばをたいせつにし、豊かな日本語表現ができる子ども
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お互いの個性や文化を尊重し、国際社会に積極的に生きる子ども
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自ら進んで学び、健やかに未来を展望する子ども
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生命人権を尊重し、思いやりのある子ども
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豊かな社会性や人間性を持ち、責任を持って行動する子ども
指導の重点事項
個人の能力に合わせたきめ細かな学習指導を行う。
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児童・生徒の学び方や問題解決などの能力の育成を大切にする。
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家庭学習課題を適切に課し、学習の一層の効果を図ると共に、児童・生徒が自主的、計画的な学習習慣を身につけることができるよう努める。
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児童・生徒の規律ある学習態度を培うと共に、学級内の和を大切にし思いやりのある学級運営に努める。
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児童・生徒が学校・社会のきまりを大切にできるとともに、自他の安全に対する意識、公共心を高められるよう努める。
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保護者との連携を密にし、児童・生徒のための話し合いを大切にする。(児童生徒、保護者に対する適切な教育相談を充実させる。)
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協調の精神を身につけ、共に積極的、許容的に異文化を理解しようとする態度を育てる。
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教育活動全般を通して、日本語に対する関心や理解を深められるよう配慮する。