Updated on 6/28/08 (第97号より)

 

1ヶ月の夏休みに入ります
 


 暑さが一段と増してきました。昼間、ある建物から外に出ると目を開けられないくらい日差しが強く、薄目を開けながら、目が眩しさに慣れてくるのを待って周りを見渡すと、百日紅(サルスベリ)の色とりどりの花が目に飛び込んできました。 
 強い日差しをもろともせず、反対にこの暑さをエネルギーに変えているのではないかと思えるほど立派に咲き誇る百日紅の強さに感心します。
 夕方になると、しばしば雷と雨に見舞われます。轟音(ごうおん)とはよく表現したものです。私たちにとって、轟く(とどろく)雷は、空と大地の距離を間近に感じさせてくれます。

 今年は、一時帰国をする人が多く、受理した届けは70家庭になりました。すでに一時帰国し、体験入学をしている人も多く、先々週、先週は校舎内がとても静かに感じられました。
 現地校終了後、すぐに日本で体験入学を許可され、全教科を公立小学校で学んでいる児童の保護者から、補習校担任にE−メールが届きました。
“子どもが適応できるかどうか心配していましたが、親の心配をよそに、毎日、楽しく通っています。”ということ、“補習校で国語や算数をしっかりと教えてもらえているので、日本でも遅れることなく勉強できています。”ということを書いてくれていました。
 子どもの日本での様子を知らせてくれた1通のE−メールが、実は担任にとっては何ものにも代え難い嬉しさと、これからの取り組みの大きな励みになるものなのです。
 また、これから子どもの学習や生活を支援していく上で、保護者と担任との信頼関係をより一層強くしてくれるものになったかもしれません。私も嬉しく思いま
す。
 6月21日の午後、幼稚園は簡易プールに水を張り、その横で小さなスプリンクラーで水をまきながら水遊びをしていました。また、アルミ箔でハートの輪を作ったりハンガーの針金を利用したりして、シャボン玉づくりを楽しんでいました。子どもたちが楽しそうに活動していると、それを見ている方まで楽しくなってきます。シャボン玉づくりなど、思わず童心に戻り一緒にやってみたくなってくるものです。

 


楽しい授業・分かる授業を創る
〜先生も夏休みの宿題があります〜


 
 十分な水遊びの時間を確保された先週の幼稚園の子どもたちの表情は、満足感にあふれたものがありました。義務教育では、1単位時間(小学校は45分、中学校は50分)の中で、授業の内容によって異なりますが、65%くらいの割合で“先生と児童生徒のやりとり”や“児童生徒同士のやりとり”が入った授業が理想的だと言われます。児童生徒が授業の中で一方的に先生の話を聞いているだけでは、満足度は当然のことながら低くなります。
 質の高い授業、楽しい授業は、先生の話を聞いて児童生徒が内容を理解し、うなずくなどの反応を先生に示し、先生の質問に対し積極的に児童生徒が応答し、 その答えを基に、児童生徒から質問がなされ、こうした活動を支援する形で、先生も質問し、順次、課題を解決しながら授業が進んでいきます。
 子どもたちは、授業の中で、“分かる”ことで“楽しさ”を体感し、やりとりを通して心で“満足”します。子どもたちの満足した表情を引き出すために、教員は楽しい授業を創っていかなければなりません。制限された時間の中で行われる補習授業校の授業の創造は、夏休み中の私たち教員の宿題です。

7月は1ヶ月間夏休みになります。思い出深い夏休みになればいいですね。休み明けの授業は8月2日からです。笑顔で会えることを楽しみにしています。
 


作  品  紹  介



 時系列に描写したり、たとえを使って上手に表現したりして、読み手にとって、とてもわかりやすい文になっています。また、積極的に辞書をひいて、調べた漢字を丁寧な字で書けていました。児童の作文や日記を紹介します。



日  記

小学部5年B組 武川智輝

 ぼくは、5月30日にスペースシャトルの打ち上げを見に飛行機でヒューストンからフロリダまで行きました。
 5月31日、打ち上げ当日、ぼくは打ち上げ2時間前から席にすわって待っていました。そして、打ち上げ5分前、みんなと国歌を歌いました。打ち上げ10秒前から全員でカウントダウンを始め、3秒前にエンジンの下からけむりがもくもく出てきて発射しました。スペースシャトルはみるみるうちに飛んでゆきました。エンジンから出る光がものすごく明るかったです。まるで太陽がエンジンの下に付いている様でした。ぼくは発射台から6キロメートルはなれた所で見ていたので、20秒後にやっと、音が聞こえてきました。心にひびく大きな音でした。ぼくはとても重いスペースシャトルが強力な力で打ち上がったのを見てとても感動しました。個体ロケットブースターが切りはなされてくるくる回りながら落ちてくる所も見えました。
 ぼくは、宇宙に関することが大好きなのでアメリカに来て、ワシントンディーシーのスミソニアン博物館とアラバマ州のスペースアンドロケットセンター、そしてフロリダ州のケネディースペースセンターにあるスペースシャトルを見にいきました。
 スペースシャトルの打ち上げもテレビで何度も見た事がありますが、まさか本当に目の前で打ち上げを見られるなんて、思いもしませんでした。
 しょう来、ぼくも、星出さんのようになり、ロケットで宇宙に行ってみたいです。
(原稿用紙の基本的な使い方ができ、数字も縦書きのためすべて漢数字で表記できていました。)


亀の甲ら

小学部3年B組 クリストしんのすけ

 ゴルフ場を散歩していたら石の様な物が池に浮かんでいたので死んだ亀かと思って暫く見ていたらひょっこり頭を出したので、よかったと思いました。
 甲らは僕の手の大きさで、色は焦げ茶色でした。お天気の良い日は甲らを乾かして、日光浴をしています。あんなに動いて堅い甲らは、この暑い夏の中で、暑くないのかとても不思議に思います。
(とても丁寧な字で、絵も上手に描けていましたよ。)

ブーゲンビリア

小学部3年B組 中村瑞季

 わたしの家にブーゲンビリアがあります。
 ブーゲンビリアのえだは、長くてくねくねしています。いろいろな太さのえだがあって、えんぴつのしんのように細いのやわたしのうでぐらい太いのがあります。少しはなれて見ると、おもしろい形をしています。わたしは気球に見えます。
 ブーゲンビリアは地面から2かいの屋ねにとどくほど大きいです。えだにはとげがあって、赤むらさき色の花が上の方にさいています。えだには葉がしげっていて大きなまどをふさいでいるので、部屋が昼でもくらいです。
 ブーゲンビリアは、うら庭がある家の南がわの外にあります。
 みなさんも見るきかいがあったら見てほしいです。
(写真を見たとき、私も気球のように見えました。それにしても木の大きさにびっくりしました。)


  パトロール当番予定表 8月2日分

                    〜よろしくお願いします〜

 

                      学年     順位       児童生徒氏名

★AM1リーダー 中1      19          畑中 正信
       2                           20         山田 菊之介
        3                  21         嶋田 みな
        4              中2       1         荻島 伸顕
        5                         2         古賀 謙一郎
        6                           3          武井 邦博
 

★PM1リーダー             4         古川 健吾
       2                            5          森田 健人
    3                  6          岩ア 匠吾
       4                            7         赤松 勇紀
       5                             9        岡崎 太士朗
       6                              11      佐野 圭輔


<転出>


 松田有輝也(小1A)スプリンガー茉莉(小2A) 竹田 博実(小2B)リード 明(小3A)
 花田 朝香(小4B)松田 樹生也(小4B)
 神谷  涼(小5B)花田 耀士(小6A)


 多くのお友だちとお別れです。ヒューストン生活の長短はありますが、たくさんの思い出ができたことでしょうね。

ずっと連絡が取り合える親しい友だちもできたことでしょう。


 みなさん、お元気で、さようなら。

 


<ただ今、何人?>


 幼−45人、小1−30人、小2−41人、小3−34人、小4−33人、小5−35人、小6−28人、

中1−20人、中2−14人、中3−15人、

高1−9人、高2−7人、高3−3人、計314人